どうも!こじらです。
HSS型HSPとアダルトチルドレン(AC)を掛け持ちしている者です。
近年、繊細な気質のせいでダメージを受けやすいのだと気がつき、小さな対策をしたら毎日がぐっと快適になりました。
そこで今回はHSPさん向け書籍「『繊細さん』の本」を参考に、
- 日々の刺激から自分を守る!おすすめの対策方法とグッズ
- 溜まった疲れをとるためのグッズ
をご紹介。
個人的にはHSPさんに限らず、メンタルにダメージを負いやすいすべての人にもおすすめしたい内容だと感じてます。
本の内容+筆者が効果を実感した手段やアイテムも加えました。
セルフケアの参考になれば幸いです。
・HSP傾向のある方
・心身にダメージを溜めやすい方
・日々のダメージを軽減して、疲れにくくする工夫を知りたい方
・刺激から自分を守る方法
・それに役立つおすすめグッズ
・[おまけ]溜まった疲れを癒すグッズ
参考にした書籍はこちら
基本の心がけ:刺激はモノで防ぐ、抑える
人の感情や小さな音、わずかな光まで、さまざまな情報を感じとるため、その分だけ疲れやすい繊細さん。そのうえ自分の体の状態もよく察知するため、自分の疲れにも気づきやすくなっています。
(「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本/武田友紀 著)
HSP=繊細さんは感覚が人一倍鋭いため、周囲からたくさんの情報を受け取ります。
その一つ一つが刺激となり、ダメージを受けてしまうのです。
刺激を受け取らないよう、意識的に感覚を閉ざして暮らす人もいるのだとか。
しかし日頃からそうしていると、だんだんと感覚が鈍り、やがて喜びや心地良さまでも感じにくくなってしまいます。
これでは人生の幸福度が下がってしまう…!
少しでも負担を減らし、疲れにくく過ごすために重要なのは
刺激を”モノで防ぐ”、”環境を変えて防ぐ”こと。
モノの力を借りたり、過ごし方を工夫することで、心を閉ざさなくても刺激を減らすことができます。
五感別!おすすめのHSP対策法
刺激を防ぐ方法にはどんなものがあるのか、五感別に見てみましょう。
書籍で紹介されているもの+筆者が実際に使っている手段もご紹介。
【視覚】
- スマホを見過ぎない
- 電灯を暗めにする、ローソクを使う
- アイマスクで光を遮断する
- サングラスや伊達眼鏡をする
- 眼鏡やコンタクトの度を下げる
光を遮るほか、視界にガラスを一枚隔てる、見える範囲を区切るなどの対策が有効です。
【聴覚】
- 耳栓をする
- イヤホン・ヘッドホンをする
- 落ち着く音を流す
【嗅覚】
- マスクをする
- 好きな香りを持ち歩く
ハンドクリームやボディクリームなど、手軽に持ち歩ける香りのアイテムを取り入れるとお守り代わりになります。
【触覚】
- 肌の露出を減らす
- 好きな素材の服やストールで身を包む
- 服のタグは取る
- 触り心地のいい寝具に変える
- 肌を保湿して感覚過敏を防ぐ
自分の好きな素材を選んで身に着けるのが一番ですが、目安としてコットンやレーヨンなど柔らかく織りの細かい布がおすすめ。麻やウール、粗い布などはチクチクして気になるケースが多いそうです。
【味覚】
- ジャンクフードや添加物を避ける
- 自分の体に合う味を見つけておく
刺激と添加物の少ないものを選ぶとベターです。
筆者はシンプルなものを食べたい時用に、茹でただけの野菜や卵をタッパーにストックしています。自炊しない方は、生活圏内に添加物の少ないお惣菜屋さんなどを見つけておくと便利。
おすすめの対策グッズ
ここからは、刺激を和らげるのに役立つおすすめ対策グッズを紹介します。
視覚
アイマスク(アイピロー)
部屋の電気を消すだけでOKだと思ってましたが、アイマスクで光をしっかり遮断すると、体と心が休むモードに入りやすいのでおすすめ。
筆者は動いてもズレない紐付きのものを使っています。
度の弱い眼鏡、伊達眼鏡、ブルーライトカット眼鏡、サングラス
自分に合う眼鏡で、視界に盾を作りましょう!
ブルーライト用の眼鏡は薄く色がついているので、サングラス代わりに日常使いにするのもアリですね。筆者はあえて度が弱い眼鏡を使っている派。
見えすぎて目がチカチカしたり、雑踏で頭がぐるぐるしてくる現象を防げます。
聴覚
耳栓:MOLDEX モルデックス お試し8種セット
こちらは海外生まれの使い捨て耳栓。形や大きさが違う8種セットで、耳栓デビュー時に自分に合うものを見つけるのに役立ちます!
家で使用したところ、家電の稼働音など小さな音はぴたっと聞こえなくなりました。大きな音は完全シャットダウンとはいかないですが、音量を和らげるのでラクになります。
耳栓は性能やつけ心地で色々なタイプが発売しているようなので、使用シーンや好みに合わせて探してみるとよいでしょう。
ヘッドホン・イヤホン:【AVIOT】TE-D01q ワイヤレスイヤホン
こちらは使用したことがないのですが、ワイヤレス+ノイズキャンセリング機能付きで比較的安価だったものを紹介させてください(有線なら3000円前後でも見つかる模様!)。
ノイズキャンセリング機能つきを選ぶと値段は上がりますが、音ストレス軽減に期待ができます。お好みやお財布と相談して選んでみてください。
落ち着く音楽(または雨や暖炉などの環境音)
音楽配信系のサービスや動画サイトなどでお気に入りの音をダウンロードしておくと、いつでも聞けて安心。
個人的なおすすめは環境音!音楽を聴くと良くも悪くも感情が動いてしまうのですが、環境音なら自然と心が凪いでいきます。
自分好みの落ち着く音を探すプロセスもなかなか面白かったです。こんな音は好き、これは苦手!と知る機会にもなって良いですよ〜。
嗅覚
マスクスプレー:BREATHE フレーバーライフ社
マスクで嫌な臭いを防御しつつ、爽やかなミント&ユーカリの香りが楽しめます。
個人的な体感では、一吹きで1hくらいの間はほんのり香りが続いていました。
一日中持続とはいきませんが、電車に乗る前などにガードとして使うには◎。
マスクスプレーは色々な会社から発売しているようなので、お気に入りを探してみては。
ハンドクリーム ほか:ロクシタン
■公式サイトはこちら
メンズ用のラインも発売されているので、どなたにも使いやすいブランドです。
取り入れやすいハンドクリームのほか、ボディクリーム、フレグランスやシャンプーまで様々なラインナップ。自分の生活スタイルに合うものや、好みの香り方をするアイテムを選べます。
香りの種類も幅広いのでおすすめ。
入浴剤 ほか:AYURA(アユーラ)
■公式サイトはこちら
アロマの力で心身の調子を整える製品を開発しているブランド。
”瞑想風呂”の名で知られるこちらの入浴剤は、思わず深呼吸したくなる森林浴のような香りです。
AYURAの製品は全体的にちょっとお高めですが、試す価値アリという感じ。店舗で香りを試してからの購入をおすすめします。
都内では新宿のアインズ&トルぺにアユーラのコーナーがあり、筆者はそこで購入しました!
触覚
保湿剤:ヒルメナイドクリーム(マツキヨブランド)
肌は乾燥していると、より敏感になります。
それを防ぐためには保湿を習慣にするのも一つの手。
こちらの商品は、アトピー性皮膚炎の治療で処方されるものと成分が似ているうえに処方箋なしで買えるのがポイントです。
保湿力はもちろん高く、余計なものが入っていないので幅広い年齢層の方に使用OK。
味覚
シリコンスチーマー
こちらは使用経験がないのですが、普段から自炊している筆者の目線で使いやすそうなものをチョイスしてみました!
野菜やお肉・魚など材料を入れたらレンジでチンするだけでOKというラクラクな調理器具。
自分で調理すれば添加物や味の心配をせずに、安心のごはんタイムにできますよ~。
疲れた時、緊張したあと etc. におすすめの癒しグッズ
ここからは、疲れた心身をリラックスに導くケアグッズを紹介します。
ガードしきれずに食らったダメージを早め早めにケアしていきましょう!
使ってよかったと思った2つのものがこちら。
CBDレスキューロールオン
CBDオイルにはリラックス効果があるといわれています。こちらは肩やこめかみ、手首などの肌に塗って使うタイプ。
筆者は無意識のうちにかなーーり体に力が入るタイプだったのですが、このオイルを初めて塗ったとき、自然と強張りがゆるんだのでビックリしました。
自分ってこんなに力入れたまま生活してたの!?と自覚するきっかけにもなったアイテム。柔らかな香りで心もほぐれるので、寝る前につけるのもおすすめです。
持ち歩きしやすいサイズ感もポイント!仕事が辛い時期、職場で心を落ち着けるのにもかなり助けられてました…。
今すぐリラックスしたい!という時の救世主としておすすめです。
きき湯
手足を温めると副交感神経が優位になり、深くリラックスできると言われています。
きき湯シリーズは身体の芯からポカポカして心身がほぐれるので、我が家の冬の定番です。
体があったまると心も元気になるので非常におすすめ!
気持ちがしょんぼり萎えている時も「お風呂に入れば多少は復活するはず。大丈夫…!」と思えるので、とても助かっています。
まとめ
HSPさん(繊細さん)向けに、刺激から身を守る方法と対策グッズをご紹介しました。
日々を快適にするために何より大切なのは、自分が「これだ」と感じられる方法やグッズを見つけて知っておくこと。
こうした記事やレビューを参考に、色々なグッズを試すとお気に入りが見つかりやすいと思います。
ぜひとも自分の五感を一番に尊重して、使いやすいもの・好きなもの探しをしてみてください。あなたにぴったりの方法や対策グッズが見つかって、毎日が快適になりますように!